NPOの声

特定非営利活動法人 きずなメール・プロジェクト
副代表 松本 ゆかり様

interview_D_01_5218妊娠中や出産後などの時期に合わせたメール配信を通して、子育て支援に取り組む「きずなメール・プロジェクト」。メールによる情報や声かけをきっかけに、夫婦や子育てに関わる人の会話が増え、地域とのつながりを後押しして、不安や孤独が解消されることを目指しています。事業を続け、拡げていくことに力を注ぐために、ジービーパートナーズに期待していることを聞いてみました。

月1回で来てもらうことで、拡大の準備に

きずなメール・プロジェクトは夫婦二人で立ち上げ、現在はそこに常駐スタッフがひとりと、ときどきアルバイトやボランティアの方が来てくれるような、まだ小さい組織です。月1、2回、事務所に来てもらって作業していただくのですが、シニア世代の方に来ていただくというのは、いい意味での緊張感がありますし、新鮮な風も入ります。

また、私たちから見ると、じつは「シニア」と一緒にできるのは、非常にうれしいことです。というのは、子育て支援に関心を持つのは、子育て中の人が比較的多い現実がありますが、子育てが終わった人たちに応援してもらうことで、今の子育て事情、孤独な子育てをしている母親が多いということを世代が上の層にも伝えることができるからです。

弊団体は今、きずなメールサービスを導入してくださる自治体や医療機関、企業様が増えてきています。ジービーパートナーズさんに事務所に来て業務にあたっていただくことで、「スタッフが増えた事務所」を想定させてもらうことができ、これもありがたいことです。事務所で業務をしていただくことは私たちのほうから強く希望したのですが、柔軟に対応していただき感謝しています。

実務以外のところでも、これまでの社会経験を通じてもっている含蓄、例えば人つきあいのことなどを、業務の間にぽろりぽろりと聞いて、ああ、コミュニケーションってこうやっていくんだなあと気づかせてもらえたりしています。

余裕がつくる「敷居の低さ」が助けに

ジービーパートナーズさんはシニアの集団ということが一番の特徴ですが、それがどう強みになっているかというと、私は「余裕があること」だと思います。

この余裕というのは、「時間」という言葉であらわすこともできますし、「気構え」の余裕ともいえます。子育て世代や私たちのような小さいNPOに何が足りないかというと、結局、「余裕」が足りない。時間、お金、スタッフ数、全部の余裕です(笑)。もちろん、これはNPOだけではないとは思うのですが、いつもギリギリで活動しているところに、笑顔で「手伝うよ」「スケジュールは合わせるよ、大丈夫だよ」「自分のこれまでの経験をこうして生かせたら、嬉しいよ」と言ってくれる方がいたら、実務面でも、気持ちの面でも本当にありがたいのです。

ジービーパートナーズさんのメンバーはみな、何十年と社会経験を積まれてきた方なので、仕事で培った専門性やスキルはもちろんですが、ある程度組織とはこういうものだよって、人間関係のコツみたいなものは押さえてる方が多いと思います。ですから、ご自分がどういうミッションでここに来ているのかを重々皆さんわかって、その上で、スキルや知見を提供してくださるというのは、私たちからみれば、「敷居は低く、ものすごく贅沢なサービス」を受けさせてもらっているようなものです。私たちのような小さい組織や若い世代中心のNPO等にニーズがあるのではと感じています。

 

きずなメール・プロジェクト
http://www.kizunamail.com/