参加者の声

記事一覧

寺澤晴美さん

私にできることをできる範囲で 寺澤晴美さん

interview_B_01_3016業界団体に務めていた寺澤さんは、定年の2年前に見た新聞記事がきっかけで説明会に参加。自分の空いている日に関われて、自分のできることをうまく引き出してくれるところが気に入っているそうです。そんな寺澤さんに、ジービーパートナーズに参加したころの心境と、参加して発見できたことについて聞いてみました。

私にできることを、できる範囲で

interview_B_02_2953ある時、新聞でジービーパートナーズの記事を見て、とっておいたんです。あと2年くらいで定年で、定年後をどうしようか、迷っていた時期でした。東日本大震災の時、当時の勤務先にも復旧作業に出かける人がいましたが、私が行っても足手まといになっちゃうだけだし、何かできないかなとずっと考えていたんです。ちょうどジービーパートナーズの説明会で、「まなべる基金」の活動をやっていると聞いて、その場で入ることに決めました。最初は、私より年上の、60歳以上の方ばかりではないかと心配してきたのですが、説明会の時に、私と同い年の女性もいました。一緒に入ったので心強かったし、上野さん(事務局長)にお会いして「良かった、若い人もいて」と思いました。

最初のうちは土日しか活動できなかったけれど、私の都合に合わせてくれたので、できる作業をやった、という感じで。それが今に続いています。私の場合は差し込み印刷出来る方、というので手を挙げました。他のお仕事も、自分たちのできることをうまく引き出してくださるので、それがとっても素晴らしいと思います。

経験があるから挑戦できることもある

interview_B_03_2732

勤めているときはその組織で必要とされている仕事をしてきただけで、他の会社のことはわかりません。通用するか心配でしたが、こちらで差し込み印刷の作業も手伝うようになり自分も社会の役に立てる能力を持っているということもわかりました。社会の見え方が広がった感じがしています。

最近は経理サポートにも挑戦しています。NPOの経理はとにかく使ったお金の区分が大事です。難しいところもあるのですが、ひと通り研修を受けてその後は仲間と勉強会をして知識を補えるから安心です。経理作業は根気がいる部分もありますが、確認をしたりきちっと丁寧にやるというのは、むしろ社会経験を積まれた方のほうが向いているかも知れませんね。

藤田美章さん

企業での経験を活かして何をするか 藤田美章さん

interview_A_01_2081

定年退職後あるNPOの会員になったものの、「特に活発な活動もしてなかった」とはにかむ藤田さんは、東日本大震災で被災した高校生向けの給付奨学金『まなべる基金』のプロジェクトにかかわることで、活動を活発に。
時折こぼれる本質的なひとことは、NPOの若いスタッフにも響いているようです。そんな藤田さんに、普段のしごとや、一緒に働くメンバーの様子を聞いてみました。

みなさんよくやられる、だから私も一生懸命

interview_A_02_2240「まなべる基金」に参加したきっかけは事務を手伝える人ということで募集があり自分にできる復興のお手伝いをしたいと思っていたので参加しました。最初はどんな状況かわからないし、知らない人ばかりでした。でもやってみて感じたのは、皆さん本当に一生懸命に作業されていらっしゃるということです。

最初の頃はパソコン等の入力に手間取ることもありました。でもずっとやるうちに「パソコン苦手だから他のチェックやるよ」とか、暗黙の作業分担もできるようになりました。本当に、みなさんよくやられるなと感心しています。だから私も一生懸命やらないといかんなということです。

作業や参加者のスケジュールに合わせているので毎日メンバーは替わります。1日5人前後の方と一緒に作業しています。毎日顔を合わせているわけではありませんが違和感を覚えることはありません。みなさん熱心にされますから。

企業での経験を活かして何をするか

interview_A_03_2331

ある程度、会社や組織で生活していた方は、どうやったら効率よくいろんなことができるか考えるということは鍛えられていると思うので、お役に立てる面はあるのではないかと思っています。

最近の若い人たちは、しっかりしていると思います。とくに女性の方がね。NPOの方とは密にコミュニケートしているので、いろいろ、教えられたり、おしりたたかれたりしています。

自分がやりたいことがあれば一番いいですね。ないと、それを探しているうちに人生が終わってしまいますから。常に問題意識をもっていろんな事に接するというのも必要なことかもしれません。これなら何かお手伝いできるかもしれないかなとか考えることが大切ですね。自分の人生ですから。

何か思ったら行動する事が大切だと思います。新しいところに飛び込んでいってほしいと思います。団体により雰囲気も違いますし、こういうことは行かないとわからないですからね。

 

野笹秀章さん

まだまだ知らないことがたくさんある 野笹秀章さん

野笹さん3いつも柔和な笑顔で周りを明るくしてくれる野笹さん、どんなお仕事も楽しそうにこなしていらっしゃいます。実はジービーパートナーズで活動を始めたのは今年になってから。ジービーパートナーズに入るきっかけなどについて伺いました。

ジービーパートナーズに参加したきっかけ

ボランティアには若いころから興味があったのですが当時は仕事や家庭のことが忙しくて、とても両立できないと思い諦めていました。あるとき「ボランティアは無理してやることはない。時間と気持ちがあった時に始めればいいのだ」と何かの本で読んで。よし、その時が来たらやろう!とずっと思っていたんです。それから実に、2~30年が経ってしまいましたが(笑)。

ジービーパートナーズのことは港区の区報で知りました。シニアを対象にしていたことから、参加しやすかったんでしょうね、すぐに応募しました。 実は定年退職したときにOB会で今までの経験を生かして会社を作ろうという話があったんです。やれば収入は今より絶対にいい。そうするだけの自信もある。でも、昔の仲間と昔の仕事で会社を始めるんじゃ結局今までの延長で、せっかく会社を辞めたのに意味がない。出来れば過去のタイトルに縛られない新しいところでのびのび生きたい。新しい友達の世界を拡げたい。それで家内に相談したら「好きなことをすれば」と有難いお言葉。それで、迷わずここにとび込みました。

現在の活動について

経理打合せ1

経理サポーター打ち合わせに参加する野笹さん

電話の受付から封入作業まで出来ることは何でもお手伝いしますが、メインには経理サポートチームに所属しています。これまで経理は全く無縁の世界でした。上がって来る書類に目を通すだけで経理のことなんて何も知らなかったですね。働いているころ、優秀な部下に経理を勉強しようと思うがどうだろうかと相談されたことがあって。経理なんて面白くないから止めとけ、って即答したくらいです。(笑)それがこの年になって改めて、昔、判子だけ捺してたあの書類は一体どういう具合に出来上がってるんだろうと思い始めたんです。それで勉強会に参加して半年で簿記3級を取りました。仲間と一緒だったので苦になるどころか楽しくて、全員一緒に合格しましたよ。昔私にアドバイスを求めた人は今は経理のトップになってますから、いやあ、あの時私の助言を無視してくれてホントに良かったと思ってます。

出来るだけ早く一人前になって経理サポーターとして活動したいですね。NPOを通じて若い方とももっと触れ合いたいですし力になれたら幸せです。知らないことばかりで毎日が社会勉強ですが、でも不安はありません。自分一人では出来なくても支えてくれる仲間がいるという安心感があります。

参加して思うこと

野笹さん5まだまだ知らないことがたくさんあるなあと感じています。東日本大震災で被災された方を支援する団体の事務もお手伝いもしているのですが、被災地や被災された方の状況、現在の子供たちの状況、事務手続きなど新たな発見が日々あります。

このごろ自分のライフステージが変わったなと実感するようになりました。以前は生きるためのプライオリティは一に健康二に家族、趣味にお金に仕事、と続いていたんですが今は出来るうちに何か社会へ貢献したいと強く思うようになりました。最後の人生の総仕上げとでも言いましょうか。かと言って、毎日をボランティア漬けにしているわけではないんです。ゴルフやジムにも行きますし、家事もやるようになりました。旅行にも病院にもいかなきゃいけません。適度なプレッシャーを楽しみつつ、無理をせず、体力に応じた活動をするように心がけてます。お陰様でストレスが貯まるなんてことは全くないですね!貯まっていくのは体重ばかりです。

高橋治憲さん 辻道明さん

経理サポーターに参加してみて

先日、経理サポートチームの定例勉強会が事務所で行われました。勉強会終了後に現在活躍中のメンバーに経理サポートをはじめたきっかけ、活動してみて感じたことなどをざっくばらんに話していただきました。

――まず、皆さんが経理サポーターになったきっかけは?

高橋: 私は現役のころ金融系だったのですが、B/S,P/Lは読めても経理の仕組みがわからないと云う想いから、以前簿記3級を取ったことがあったのです。ところが資格は取ったものの使う機会がなく残念に思っていたら、たまたま経理サポーターを始めるという話があり、経験としてやってみたいと思って参加しました。

takahashi1

高橋さん

tuji1

辻さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辻: 私はちょっと時間があった時にちょうどその講座案内があって、今更やる価値があるかなあとちょっと迷いましたが、「まなべる基金」で一緒だった友達も来るし、もともと経理には興味があったので新しいことにチャレンジするつもりで参加しました。

――皆さん熱心で、講座が終わったあと自然と勉強会が立ち上がり、高橋さんが先生になってみんなで簿記3級を取ろうという話にまで発展したそうですね?

辻: 仕訳がわかるようになると色んなことの理解度が違うんですよ。こことここがこういうふうに繋がってたのか、と色んな発見があって。こんなことなら現役の時に早くやっとけば良かったと思いましたね。

高橋: 私は、まさか自分が先生になって簿記を教えることになろうとは思ってもいませんでしたが(笑)いい経験でした。教えることが逆に私の学びに繋がりました。おかげさまで全員簿記3級に合格しましたし。

辻: 高橋さんに難問を出されて誰も出来ないなんてこともあったけど(笑)

高橋: あれは自分でもよくわからずに難問中の難問を出してしまったようで(爆笑)でもそのおかげで本番は楽勝だったでしょう?

辻: そんなことないです(笑)

zenntai2

――実際に経理サポーターとして活動を始められてみていかがですか?

高橋: 私には新しい経験の連続でした。今まで触ったこともない会計王(NPOに特化した経理ソフト)も出来るようになったし、ある団体さんを2,3ヶ月集中してお手伝いして決算まで行ったことで、NPOに対する理解がとても深くなったと感じてます。

辻: 今は会計ソフトがあるから便利ですよね。お金の動きを見るとその会社がわかると言うけれど、経理もわかってくると面白い。決算で事業報告書まで見ると、全体がわかってもっと理解が深まって面白い。

――大変なこともあるんじゃないですか?

高橋: 大変というより、NPOさんによって様々なパターンがあるのでそれに対応していかなきゃいけないということでしょうね。逆にそれが面白さでもありますけど。
それと、NPO会計は独特の知識が必要です。管理費と事業費の割合とか、寄付金のこととか、気を付けなければいけないことがいろいろありますね。

辻: その多様性に寄り添っていく必要があるってことですよね。そのためにはこちら側にも多様な知識が求められている。結構大変です(笑)
そこがまた一つのやりがいでもあるんですけど。

――今後の活動について

辻: 新しいNPOさんに関わって行くのが楽しみです。作業だけではなく、そのうちアドバイスができるくらいまでになりたいですね。具体的にはもっと税務のことを知りたい。収益事業をやるNPOが増えて来たのでこれからは必須だろうと思っています。

高橋: 私も個々のNPOさんの成長に合わせて、新しい体制作りなどもサポートできるようになれたらいいなと思いますね。

――最後に、経理サポーター養成講座を受講される方に一言お願いします

高橋: 自分のもっているキャリアは意外と使えることがあります。よく見て、聞いて、大事に使いましょう。新しいことに一歩踏み出してみると、新しい発見が見えてきます。楽しい時間です。心から味わって下さい。
失敗や力不足にも遭遇しますが、愚痴も解決法も良き仲間と共有できます。皆さんのご参加をお待ちしています。

辻:初心者にもわかりやすく簿記の勉強ができます。仕訳の原則が分かれば、理解も深まりますのであわてずに一歩一歩取り組んで欲しいとおもいます。

経理サポーター勉強会

経理サポーター勉強会の様子

今回は勉強会のあとお疲れのところ、どうも有り難うございました。

菱田一郎さん

適度な緊張感が生活リズムを作ってくれる 菱田一郎さん


音楽関係の団体で活動を続けながら、事務の仕事もお手伝いしたいと、ジービーパートナーズの活動に参加された菱田さん。ジービーパートナーズに参加したきっかけや活動についてお話を伺いました。なお今回は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、オンラインでインタビューを行いました。


ジービーパートナーズに参加したきっかけ


65歳になって、42年間勤めた会社をリタイアして、その後どうしようかと考えたんですね。いろいろ応募してみたんですけど、なかなかやっぱりうまくいかないし。以前、60歳になった頃に何かやりたいと思って、ゴスペルのサークルに参加して、その後、音楽関係のNPOでスタッフをやるようになったんですけれども、今まで会社員だったので、事務の方も何かお手伝いできたらバランス的にもよいかなと思いまして。であればNPOのお仕事だったらどうだろうということで、インターネットで調べてみたんです。その中の一つがジービーパートナーズさんで。良さそうだなと思ったんですよ。それで一回やってみようかなって始めて、今に至るという感じですね。


実際に活動参加されてみて


今は基本的にステイホームですけれども、我々の生活は365日言ってみればステイホームなんですよね。月に4、5回活動に行かせてもらって、それが1つの生活のリズムになっているというのはありがたいですね。あと、時間はきっちりしているなと思います。12時になったらきっちり始めて、15時になったらきっちりと休憩が入って。今参加している活動は、朝早く行くこともないし、ちょうど適度な時間かなと思います。それと、現役時代に会社でパソコンでExcelとかWordとか使わざるを得なかったので、それが事務手伝いに役立っているなというのは感じますね。基本的な事はわかりますので、やっておいて良かったと思います。

ジービーパートナーズさんの活動は、一見単純作業に見えるようなところも、気が抜けないんですよ。ちょっとしたことで、ものすごく気を使うんです。気を抜くと間違えちゃう。だから適度な緊張感があって、生活のリズムになっているのはありがたいですね。

これから活動してみたいという方へ


ずっと家にいる方は、ちょっと外に出て、こちらに参加してみると、少しでも世の中のお役に立っているという一端を感じられますので、ご興味のある方は是非一度おいでください。