活動ブログ
『被災地・子ども教育調査報告セミナー』報告会に参加して
2015.02.27
代表理事の松井です。この調査アンケートの発送・回収をお手伝いさせていただいたことから公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンが主催する今回のセミナーに参加してきました。その感想を皆さまとも共有できればと思います。
「まなべる基金」の作業で感じてたことが裏付けられた調査結果でした。具体的な数字を見せられるといまさらながら首肯せざるをえません。
あきらかに所得の多寡が子どもの学校外学習と因果関係があると言わざるをえず、これは被災地に限ったことではないと思われます。所得の格差は子どもの学習機会を奪うのみならず若い人の希望をも奪ってしまいます。
「なんでぼくだけが・・・こんなめに会うの?」から「ぼくなんかいなくても・・いいんじゃないの?」と思ってしまわないか、そのことを心配します。
セミナー終了後、今井代表理事と話すことができました。初対面でしたがにこやかにアンケート作業に対する感謝の言葉をいただいたことを作業を担当頂いた皆さまにもこの場を借りて改めてお伝えしたいと思います。
わたしたちはバックオフィスをお手伝いする一見地味な縁の下の力持ちではありますが、組織基盤の充実が本来の事業を円滑に進めるうえで大事だということをあらためて認識しました。今後も微力ではありますが、皆さんとともに社会課題の解決に取り組む団体が本来の活動に力を発揮できるようお手伝いをしていきたいと思います。
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