NPOの声

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【事務】東日本大震災復興支援財団

公益財団法人 東日本大震災復興支援財団
佐々木 梨乃様、三小田 菜津美様

interview_C_01_1586『まなべる基金』は2011年に設立された、東日本大震災で被災した高校生向けの給付型奨学金制度。2014年現在、3期を経て、のべ約2500人の生徒を支援しています。一緒に昼食をとることもあるほど懇意にしていただいている東日本大震災復興支援財団の方に、ジービーパートナーズとの協力体制について感想をうかがってみました。

ビジネスパートナーの関係を超えて

interview_C_02_1334ジービーさんには「まなべる基金」の応募受け付けと手続きにかかわる事務をお願いしています。通常依頼者と受託者の関係になりがちな作業内容ですが、我々の事業に対して理解もしてくださっていますし、それ以上にさまざまなアドバイスをしてくださっています。非営利団体の先輩として、人生の先輩として、わが子のようにかわいがってくださり、非常にありがたいなと感じることが多いですね。たまに、お茶の時間にお邪魔させていただいたりするときもあるんですよ。

経験と優しさで「生徒の味方」に

interview_C_02_1937「まなべる基金」の願書は住民票や所得証明書など、必要な書類が多くあります。応募者にとっては慣れない手続きなので、書類不備はある程度想定しており、当初スケジュールなどの事情で、どんな軽微な書類不備でも、書類選考ができないのではないかと心配していました。
そんな中ジービーさんのご提案により、手間をかけることでその不安を解消し、応募者の選考をすることができました。結果として、たくさんの応募者のチャンスにつながったと思います。私たちはどうしても時間や手間などで判断してしまいがちなところがあると思うのですが、今までのご経験とアイデアや優しさ、配慮のおかげで、どうにか進められました。すごく感謝をしています。作業の中にはいろいろ大変なこともありましたが、「我々は生徒の味方である」とおっしゃったスタッフの方がいらっしゃって。その言葉を教訓として、机に貼っています。

 

高校生対象給付型奨学金「まなべる基金」のWebサイト(東日本大震災復興支援財団)
http://minnade-ganbaro.jp/manaberukikin/

【経理】きずなメール・プロジェクト 松本ゆかりさん

余裕がつくる「敷居の低さ」が助けに きずなメール・プロジェクト 松本 ゆかりさん

interview_D_01_5218妊娠中や出産後などの時期に合わせたメール配信を通して、子育て支援に取り組む特定非営利活動法人きずなメール・プロジェクト。メールによる情報や声かけをきっかけに、夫婦や子育てに関わる人の会話が増え、地域とのつながりを後押しして、不安や孤独が解消されることを目指しています。事業を続け、拡げていくことに力を注ぐために、ジービーパートナーズに期待していることを聞いてみました。

月1回で来てもらうことで、拡大の準備に

きずなメール・プロジェクトは夫婦二人で立ち上げ、現在はそこに常駐スタッフがひとりと、ときどきアルバイトやボランティアの方が来てくれるような、まだ小さい組織です。月1、2回、事務所に来てもらって作業していただくのですが、シニア世代の方に来ていただくというのは、いい意味での緊張感がありますし、新鮮な風も入ります。

また、私たちから見ると、じつは「シニア」と一緒にできるのは、非常にうれしいことです。というのは、子育て支援に関心を持つのは、子育て中の人が比較的多い現実がありますが、子育てが終わった人たちに応援してもらうことで、今の子育て事情、孤独な子育てをしている母親が多いということを世代が上の層にも伝えることができるからです。

弊団体は今、きずなメールサービスを導入してくださる自治体や医療機関、企業様が増えてきています。ジービーパートナーズさんに事務所に来て業務にあたっていただくことで、「スタッフが増えた事務所」を想定させてもらうことができ、これもありがたいことです。事務所で業務をしていただくことは私たちのほうから強く希望したのですが、柔軟に対応していただき感謝しています。

実務以外のところでも、これまでの社会経験を通じてもっている含蓄、例えば人つきあいのことなどを、業務の間にぽろりぽろりと聞いて、ああ、コミュニケーションってこうやっていくんだなあと気づかせてもらえたりしています。

余裕がつくる「敷居の低さ」が助けに

ジービーパートナーズさんはシニアの集団ということが一番の特徴ですが、それがどう強みになっているかというと、私は「余裕があること」だと思います。

この余裕というのは、「時間」という言葉であらわすこともできますし、「気構え」の余裕ともいえます。子育て世代や私たちのような小さいNPOに何が足りないかというと、結局、「余裕」が足りない。時間、お金、スタッフ数、全部の余裕です(笑)。もちろん、これはNPOだけではないとは思うのですが、いつもギリギリで活動しているところに、笑顔で「手伝うよ」「スケジュールは合わせるよ、大丈夫だよ」「自分のこれまでの経験をこうして生かせたら、嬉しいよ」と言ってくれる方がいたら、実務面でも、気持ちの面でも本当にありがたいのです。

ジービーパートナーズさんのメンバーはみな、何十年と社会経験を積まれてきた方なので、仕事で培った専門性やスキルはもちろんですが、ある程度組織とはこういうものだよって、人間関係のコツみたいなものは押さえてる方が多いと思います。ですから、ご自分がどういうミッションでここに来ているのかを重々皆さんわかって、その上で、スキルや知見を提供してくださるというのは、私たちからみれば、「敷居は低く、ものすごく贅沢なサービス」を受けさせてもらっているようなものです。私たちのような小さい組織や若い世代中心のNPO等にニーズがあるのではと感じています。

 

きずなメール・プロジェクト
http://www.kizunamail.com/

【GBの手】ダイヤモンド・フォー・ピース 村上千恵さん

定期的なミーティングが振り返りの機会に ダイヤモンド・フォー・ピース 代表理事 村上 千恵さん

DFC村上さん 「GBの手」第1号に採択され、2015年4月から経理サポートをしている特定非営利活動法人ダイヤモンド・フォー・ピース(DFP)。ダイヤモンドを取り巻く環境には、児童労働・紛争の資金源など多くの問題点がありますが、欧米に比べ日本ではまだまだ認知度が低いと代表の村上さんは言います。 「ディカプリオの映画『ブラッド・ダイヤモンド(血のダイヤ)』を見ていただけると実情がよくわかるんですけどね。あれは物語ではなく、今もなお現実としてあるんですよ」 そんな村上さんに、「GBの手」がどのように役立っているかをお伺いしてみました。

同じ目線のアドバイスがいい

去年の今頃、NPO法人化のための準備をしているときに「GBの手」の募集を知りました。私たちは出来るだけ早く認定NPOを取りたいと思っていますが、認定をもらうにはきちんとした会計が必須だと聞いていたので、最初からちゃんとやって行こうという意識がありました。でもダイヤモンドの問題は日本ではほとんど取り上げられていないので、まさか本当に私たちが第一期「GBの手」に選ばれるとは思っていなかったですね。

認定のノウハウになるとNPO法人の方でも本当に知っている人は少ないです。その点ジービーパートナーズさんは同じ当事者として、NPO運営の初心者が陥りやすい点や気を付けるポイントなどを細かく的確にアドバイスして下さるので非常に助かっています。任意団体は立ち上げたもののどうやったら認定NPOになれるのかわからず10年かかったという団体さんもいらっしゃると聞きます。そういう意味では、まさにスタートアップ向けの支援でした。

定期的なミーティングが振り返りの機会に

現在はダイヤモンドを取り巻く現状を知ってもらうためのイベントや、英文記事の翻訳をしてWEBサイトに載せるなどの啓発活動をしています。もちろん現地リベリアのスタッフとの交流も欠かせません。現地でエボラ出血熱が流行ったときは、石鹸などの寄付を送る緊急支援を行いました。普段は自分たちの活動の方にばかり意識が行きがちですが、ジービーパートナーズさんと定期的にミーティングが行われることで、経理をきちんと整理するいい機会になっています。

それに経理を見直すということは運営全般を見直すことでもあるんですよね。ミーティングでは経理にとどまらず、幅広くアドバイスをもらえてとても勉強になっています。またジービーパートナーズさんはシニア中心の団体なので経験と知識が豊富だという安心感があります。わからないことがあるとすぐに教えてもらえますし。

これからのこと

ジービーパートナーズさんのようにここまでNPOのバックオフィスサポートに特化した団体というのは本当に少ないんじゃないでしょうか。入り口の段階でこういう支援が受けられたことは本当にラッキーでした。迷うことなく認定に進むことが出来ますから。これから私たちはダイヤモンドについての意識調査を行い、「ダイヤモンド白書」なるものを作って活動の場を更に広げようとしています。 無事に認定NPO法人となった暁には、それもこれも「GBの手のおかげ!」といつかお返ししたいと思っています。

ダイヤモンド・フォー・ピース
http://diamondsforpeace.org/

【まなべる基金】東日本大震災復興支援財団 照井美紀さん

”変わらずそこにいてくれる安心感” 東日本大震災復興支援財団        照井美紀さん

東日本大震災から6年それと共にまなべる基金も第6期を迎えましたが、その間ジービーパートナーズは変わることなく公益財団法人東日本大震災復興支援財団のサポートを続けて来ました。今回は新しく『まなべる基金』の担当になられた照井美紀さんに、復興の様子やジービーパートナーズの印象などについてお伺いしました。
 

変わらずそこにいてくれる安心感


2015年の夏より「まなべる基金」の担当をしております。自身が東北出身で、また教育分野に関心を持っていたため、以前から東北に関連した教育の仕事に携わりたいと思っていました。 奨学金については、ほとんど知識をもたないところからのスタートだったため、日々業務に取り組みながら色々なことを学ばせてもらっています。
この仕事を担当し、自分の知らない被災地の現状が山ほどあることにまず驚かされました。そして、メディアで報じられていることはほんの一部で、実際の復興は本当にまだ道半ばだということに気づかされました。また、子供たちを取り囲む状況は年々変化してきており、そのニーズもどんどん変わって来ていることも感じています。
こうした多くの気づきを私に与えてくれたのは、ジービーパートナーズさんが傍にいてくださったからに他なりません。ジービーパートナーズさんには設立当初から「まなべる基金」の業務をお手伝い頂いていたこともあり「何かわからないことがあればまずはジービーさんに相談してみよう」という安心感がありました。
ジービーパートナーズさんのように被災地の復興の様子をずっと見てこられた方々が近くにいてくだって現状に合わせた取り組みや的確なアドバイスをしてくださること大変ありがたいことであり、まなべる基金にとってジービーさんはまさになくてはならない存在だと言えます。
 


マイ・インターン―人生の先輩としての見本

 

プライベートで2015年公開の「マイ・インターン」という映画を観る機会がありました。その映画を見ながら、ジービーパートナーズの皆さんのお顔がふと心に浮かんだことを覚えています。映画の主人公と同じく、仕事を退職された後、自身の時間を社会のために何かしようと取り組まれる、皆さんの意識の高さは本当に素晴らしいなと感じています。また、社会に必要とされている部分で活動されている皆さんの生き生きとした姿からいつもたくさんの元気をいただいています。
――その(人の)存在があるおかげで周りが変わって行く
ジービーパートナーズの皆さんは、そんなイメージでしょうか。だいぶ先かもしれませんが、自分も将来、仕事を離れシニア世代になった際には、周りの若い人たちに元気とプラスの影響を与えられる皆さんのような存在でありたいと、実は、秘かに思っているんです。

公益財団法人東日本大震災復興支援財団
http://minnade-ganbaro.jp/