NPOの声

”変わらずそこにいてくれる安心感” 東日本大震災復興支援財団        照井美紀さん

東日本大震災から6年それと共にまなべる基金も第6期を迎えましたが、その間ジービーパートナーズは変わることなく公益財団法人東日本大震災復興支援財団のサポートを続けて来ました。今回は新しく『まなべる基金』の担当になられた照井美紀さんに、復興の様子やジービーパートナーズの印象などについてお伺いしました。
 

変わらずそこにいてくれる安心感


2015年の夏より「まなべる基金」の担当をしております。自身が東北出身で、また教育分野に関心を持っていたため、以前から東北に関連した教育の仕事に携わりたいと思っていました。 奨学金については、ほとんど知識をもたないところからのスタートだったため、日々業務に取り組みながら色々なことを学ばせてもらっています。
この仕事を担当し、自分の知らない被災地の現状が山ほどあることにまず驚かされました。そして、メディアで報じられていることはほんの一部で、実際の復興は本当にまだ道半ばだということに気づかされました。また、子供たちを取り囲む状況は年々変化してきており、そのニーズもどんどん変わって来ていることも感じています。
こうした多くの気づきを私に与えてくれたのは、ジービーパートナーズさんが傍にいてくださったからに他なりません。ジービーパートナーズさんには設立当初から「まなべる基金」の業務をお手伝い頂いていたこともあり「何かわからないことがあればまずはジービーさんに相談してみよう」という安心感がありました。
ジービーパートナーズさんのように被災地の復興の様子をずっと見てこられた方々が近くにいてくだって現状に合わせた取り組みや的確なアドバイスをしてくださること大変ありがたいことであり、まなべる基金にとってジービーさんはまさになくてはならない存在だと言えます。
 


マイ・インターン―人生の先輩としての見本

 

プライベートで2015年公開の「マイ・インターン」という映画を観る機会がありました。その映画を見ながら、ジービーパートナーズの皆さんのお顔がふと心に浮かんだことを覚えています。映画の主人公と同じく、仕事を退職された後、自身の時間を社会のために何かしようと取り組まれる、皆さんの意識の高さは本当に素晴らしいなと感じています。また、社会に必要とされている部分で活動されている皆さんの生き生きとした姿からいつもたくさんの元気をいただいています。
――その(人の)存在があるおかげで周りが変わって行く
ジービーパートナーズの皆さんは、そんなイメージでしょうか。だいぶ先かもしれませんが、自分も将来、仕事を離れシニア世代になった際には、周りの若い人たちに元気とプラスの影響を与えられる皆さんのような存在でありたいと、実は、秘かに思っているんです。

公益財団法人東日本大震災復興支援財団
http://minnade-ganbaro.jp/